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カイホロードシス向けのパーソナルセッション


今回も体験に

お越し頂いたお客様のお悩みと姿勢評価を

もとにセッションを行ってみました!

皆さんのセッションにお役に立てたら

嬉しいです☺️


クライアント様40代後半女性

山梨と東京二重生活

お子様20代


『体のお悩み』

坐骨神経痛

偏頭痛あり

午後になると足が重たい

疲れやすい

少し更年期気味

針に通ったりマッサージに通っても改善されない



『姿勢評価』

●巻き肩

胸椎の過後弯(猫背傾向)を示唆

●反り腰

腰椎過前弯(ロードシス)を示唆

●ストレートネック

頸椎の自然な前弯消失(頭部前方位)

●坐骨神経痛

骨盤や腰椎由来の神経症状を示唆

●筋力の低下

姿勢保持筋の弱化

●低体重

筋量・骨格筋量の少なさが予想される



胸椎の過後弯(巻き肩・猫背)と腰椎の過前弯(反り腰)の両方が見られ、さらにストレートネックや坐骨神経痛といった付随症状も含め、不良姿勢による全体的なアライメントの崩れが強く疑われます。



備考:

「カイホロードシス」は臨床用語としてはやや広義で使われるため、診断というよりは

「姿勢パターンの分類」です。



改善には、胸椎の伸展・肩甲骨の安定・骨盤ニュートラル保持・体幹筋強化がキーとなります。



🔧 アプローチの分析




■ ホームローラー&リリースボール

(筋膜リリース)



•内転筋・四頭筋・前脛骨筋 → 骨盤・膝・足関節のアライメントを整える準備に◎

•外旋六筋のリリース → 股関節後方の過緊張を緩和し、骨盤後傾や神経の圧迫改善に◎



→ 神経走行上の圧迫緩和にも貢献しており、坐骨神経痛に直接的な効果が見られる組み合わせです。





🧘 ピラティスリフォーマー



  • ハンドレッドプレップ:腹横筋・骨盤底筋の促通、腹圧調整による脊柱支持◎

  • アームサークル:肩甲帯の安定性と可動性の再教育 → 巻き肩や前鋸筋の活性化に有効



→ 胸郭と骨盤の連動が促され、姿勢改善への導入として非常に効果的です。





🪑 チェアでの介入



  • 足関節の可動域出し:前脛骨筋・腓腹筋群の協調改善 → 歩行や立位保持に◎

  • 内転筋+中臀筋活性化:骨盤安定、股関節ニュートラル保持に◎

  • 前鋸筋活性化:巻き肩抑制・肩甲骨外転のコントロールに◎



→ 下肢〜骨盤〜体幹〜肩甲帯までの筋連鎖を意識したトレーニングで、姿勢パターン全体の再構築に適しています。





✅ エクササイズの効果



  • 坐骨神経痛の緩和:リリース&荷重再教育による末梢神経圧の軽減と可動域改善

  • 体の緊張緩和:過緊張部位のリリースと安定筋の促通により、自律神経系への好影響も

  • 立ち姿勢の改善:筋出力のバランス調整により、アライメント修正が成功



この流れは、カイホロードシス傾向のある方に非常に適した「ゆるめて、つなげて、整える」戦略です。

特に「下肢〜体幹〜肩甲帯までを縦につなぐライン」を意識してプログラムを組み立てました。



セッション後お客様から、


足がめちゃくちゃ上がる!

足が痛く無い!

体が軽い!


と驚かれて🤩即入会に至りました🤝✨


なんとなく体を動かす体験ではなく、

お客様一人ひとりのお悩みをしっかり把握し、姿勢や動きの評価を行ったうえで、目的に合わせたセッションを行います。

そうすることで、より早く効果を実感していただけます。

 
 
 

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