カイホロードシス向けのパーソナルセッション
- ちひろ 小野
- 6月14日
- 読了時間: 3分

今回も体験に
お越し頂いたお客様のお悩みと姿勢評価を
もとにセッションを行ってみました!
皆さんのセッションにお役に立てたら
嬉しいです☺️
クライアント様40代後半女性
山梨と東京二重生活
お子様20代
『体のお悩み』
坐骨神経痛
偏頭痛あり
午後になると足が重たい
疲れやすい
少し更年期気味
針に通ったりマッサージに通っても改善されない
『姿勢評価』
●巻き肩
胸椎の過後弯(猫背傾向)を示唆
●反り腰
腰椎過前弯(ロードシス)を示唆
●ストレートネック
頸椎の自然な前弯消失(頭部前方位)
●坐骨神経痛
骨盤や腰椎由来の神経症状を示唆
●筋力の低下
姿勢保持筋の弱化
●低体重
筋量・骨格筋量の少なさが予想される
胸椎の過後弯(巻き肩・猫背)と腰椎の過前弯(反り腰)の両方が見られ、さらにストレートネックや坐骨神経痛といった付随症状も含め、不良姿勢による全体的なアライメントの崩れが強く疑われます。
備考:
「カイホロードシス」は臨床用語としてはやや広義で使われるため、診断というよりは
「姿勢パターンの分類」です。
改善には、胸椎の伸展・肩甲骨の安定・骨盤ニュートラル保持・体幹筋強化がキーとなります。

🔧 アプローチの分析
■ ホームローラー&リリースボール
(筋膜リリース)
•内転筋・四頭筋・前脛骨筋 → 骨盤・膝・足関節のアライメントを整える準備に◎
•外旋六筋のリリース → 股関節後方の過緊張を緩和し、骨盤後傾や神経の圧迫改善に◎
→ 神経走行上の圧迫緩和にも貢献しており、坐骨神経痛に直接的な効果が見られる組み合わせです。
🧘 ピラティスリフォーマー
ハンドレッドプレップ:腹横筋・骨盤底筋の促通、腹圧調整による脊柱支持◎
アームサークル:肩甲帯の安定性と可動性の再教育 → 巻き肩や前鋸筋の活性化に有効
→ 胸郭と骨盤の連動が促され、姿勢改善への導入として非常に効果的です。
🪑 チェアでの介入
足関節の可動域出し:前脛骨筋・腓腹筋群の協調改善 → 歩行や立位保持に◎
内転筋+中臀筋活性化:骨盤安定、股関節ニュートラル保持に◎
前鋸筋活性化:巻き肩抑制・肩甲骨外転のコントロールに◎
→ 下肢〜骨盤〜体幹〜肩甲帯までの筋連鎖を意識したトレーニングで、姿勢パターン全体の再構築に適しています。
✅ エクササイズの効果
坐骨神経痛の緩和:リリース&荷重再教育による末梢神経圧の軽減と可動域改善
体の緊張緩和:過緊張部位のリリースと安定筋の促通により、自律神経系への好影響も
立ち姿勢の改善:筋出力のバランス調整により、アライメント修正が成功
この流れは、カイホロードシス傾向のある方に非常に適した「ゆるめて、つなげて、整える」戦略です。
特に「下肢〜体幹〜肩甲帯までを縦につなぐライン」を意識してプログラムを組み立てました。
セッション後お客様から、
足がめちゃくちゃ上がる!
足が痛く無い!
体が軽い!
と驚かれて🤩即入会に至りました🤝✨
なんとなく体を動かす体験ではなく、
お客様一人ひとりのお悩みをしっかり把握し、姿勢や動きの評価を行ったうえで、目的に合わせたセッションを行います。
そうすることで、より早く効果を実感していただけます。
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